探しているふりが嫌いだ 道の花を踏まないよう 心の中をジグザグに進む 秒針は笑い続けた TVはあの日々を忘れてしまった 生きている者が変わっていくのに カレンダーには印もつかずに そのまま彼らは笑い続けた 鮮やかな朝、ただの暑い夏 永遠に続くと笑い続…
徘徊 せっかくの嘘が本当だなんて飽きてしまったラムネの後味を口に残したまま味気ない「はい」を唄っている ゆっくりと腐るために、なんでも手元に残しておいて 宛名を書かずに祈りつづける遠くで笑う人々の顔に私の涙が懸るように スポイトは送って差し上…
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